アーカイブ年: 2023
選手権予選決戦ラウンド3回戦
vs神戸弘陵 1(0-1)5
選手権予選ラウンド3回戦、勝てばベスト8進出が決まる大事な一戦でした。アップから盛り上げ、今シーズン積み上げてきたものを全て出そうと話し合い、試合に臨みました。
甲南は5-4-1神戸弘陵は4-2-3-1でスタート。プラン通りにブロックを敷きながら牽制をかけ、相手のミスを誘いつつも奪い所で奪い、ショートカウンターを何度か繰り出しますが、シュートがいまひとつ。得点にはなりません。相手に長い時間ボールを保持され、チャンスを作られますが集中して守り何とか防ぎます。20分を過ぎたあたりで、サイドの1vs1からのクロスを上げられ続け、何度も防ぎますが、セカンドボールを拾われ大外の選手に頭で合わせられる0-1となります。そこからも、焦ることなく戦い方は変えませんでした。すると、自陣からのビルドアップから決定的なチャンスを作りますが、惜しくもポスト横に外れ得点には至りません。0-1で前半を終えます。
HTでは、プラン通りに試合が進んでいたので、プレッシングのスタート位置の再確認・守備時のカバーリングのポジション・ビルドアップの立ち位置などを指示して最高のモチベーションの中試合に送り出しました。
後半も変わらず、押し込まれる展開が続き、後半4分、コーナーキックから失点してしまいます。しかし、失点後のキックオフから中央を崩し、小嶋がPAの外からのミドルシュート。これが突き刺さり1-2と流れを引き寄せます。そこから攻め込まれる時間は続きますが、集中して守り、カウンターとボールポゼッションを使い分けながら2点目を狙いに行きます。しかし、相手の選手層の厚さからフレッシュな選手が、どんどん出てき、後半ラスト10分ほどで失点してしまいます。そこから集中力が切れ、足も動かなくなり、後半40分に4点目を取られ、ラストワンプレーで5点目を取られ、1-5で試合が終了しました。
この結果、2023年度シーズンは兵庫県ベスト16で敗退しました。今シーズンは苦しいシーズンでしたが、最後の最後で、神戸弘陵相手に引けを取らない試合をしてくれたこと、選手達の自信になり、良い経験になったと思います。夏休みから選手権で、強豪校を倒す為に、新システムを試し、自分達の引き出しを増やしてきました。惜しくも結果には繋がりませんでしたが、現地で観戦して頂いた皆様や応援して下さる皆様の何か「原動力」になれば幸いです。
2024 新春初蹴り 開催のお知らせ
毎年恒例の初蹴りを下記の日程で開催します。
2024年1月3日(水) 甲南大学六甲アイランドサッカー・ラグビー場
9:00~13:00
※OB総会も開催しますのでよろしくお願いします。
選手権決勝ラウンド2回戦
vs兵庫工業 4(2-0)0
選手権予選決戦ラウンド2回戦、連戦で疲労も溜まる中、ベスト16賭けの一戦でした。何度も敗退していたベスト16賭けの試合。勝利する事ができ、約10年ぶりにベスト16に進出する事ができました。
立ち上がりからボールを支配し果敢に攻め込みますが、適切な判断が出来ず狭い所から攻めてしまい、攻めあぐねます。
その中でも3人目の関わりでサイドを攻略し、何度もシュートを外し続けていましたが、前半15分、サイドからのクロスをヘディングで決め切り先制点を挙げます。その後、幅を使いながら攻撃を組み立て中盤から相手の意表を突くスルーパスで抜け出したCFがGKとの、1vs1を決め切り2-0で前半を終えます。
HTではチャンスを逃さない事、ビルドアップの立ち位置、中盤・WBの関わり方、スイッチを早く入れて勝負を決める事を確認し、試合に送り出しました。
後半も変わらずビルドアップを試み、何度もチャンスを作ります。立ち上がりから再三のチャンスを決め切る事ができません。しかし、後半15分WBが絶妙な抜け出しで斜めに抜け出しシュート。これが突き刺さり、3-0。その後、交代枠を使い試合を進めます。すると、試合終了間際、途中で入った1年生がCKからボレーシュート。これが決まり4-0で試合が終了しました。
今回の試合は約10年振りにベスト16に進出出来た事は良かったと思います。しかし、自分達で難しくしてしまった試合になりました。ビルドアップや決定力など様々な課題が残りました。
来週の試合はいよいよ目標であるベスト8賭け、神戸弘陵との大一番。相手が格上だろうがここまで来て我々は負けるつもりはありません!スカウティングにも行き、勝つ準備はできています。次戦の神戸弘陵戦、やっていて・観ていてワクワクするような試合展開ができるように選手・スタッフ一同、最高の準備をしますので、応援宜しくお願い致します。
本日応援に来てくださいましたOBの皆様、ありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。