選手権予選1回戦、試合前日まで体調不良者や怪我人続出でメンバーが揃うことはありませんでしたが、何とか当日には揃い、今シーズンチームとして納得のいく結果が出ておらず、日頃から応援して下さる皆様の為に、応援に駆けつけてくれた甲南生の為に結果で恩返しができるようにと臨んだ初戦。トーナメント方式で難しがある中、勝利を収めることができました。

初戦の固さがある中キックオフ。両者前半からオープンな展開が続きますが、コンパクト且つ前線のクオリティを活かし甲南が攻め込みます。すると前半5分、セカンドボールの混戦からワンツーで崩しGKの頭上を越す技ありのシュートで先制点。しかし、喜びすぎたあまり、キックオフをリスタートでされ、一度は防いだものの2列目からの飛び出しに対応できず、即座に失点。落ち着いて切り替えます。そこから一進一退の攻防が続きますが、半分を過ぎたあたりからボールを保持し、ビルドアップからサイドに展開、アーリークロスからCFが反応しPAで倒されPKを獲得。これをしっかりと決め2-1と勝ち越しに成功します。終始リスク管理を徹底し前半を終えます。

HTでは、緊張から前半を強度に対して強度で戦ってしまったことを反省し、ボールを保持することを選手から話し合い後半に臨みました。

後半は、ボールを保持しながら攻めますが、ラストパスの精度を欠き得点には至りません。ボールロストから相手のカウンターの速さに苦戦し、押し込まれる時間帯が続きましたが、耐え凌ぎ大きくクリアしたボールのワンチャンスでCFがヘディング。飛び出した相手GKと接触しレッドカードの判定10vs11と優位な状況で試合を進め、変わらず攻撃に厚みをかけ攻め込みますが、身体の張ったDFで決定機を活かせず、試合が終了しました。

気持ちの入ったプレーを選手達はしてくれました。まずは次戦を勝ち進め、本戦出場権を獲得する為に、驕らず1週間良い準備をしていきます。最後になりますが、応援に来て下さいました保護者の皆様、OBの皆様、甲南生の皆様ありがとうございました。