兵庫県新人戦阪神支部予選代表決定戦

vs甲陽学院 0(0-0)0

                   (9)      (8)

 地域リーグ1部の為、ここ最近甲南はこの代表決定戦のみ。この一戦に勝てば、県大会出場権を獲得できる試合でした。しかし、今年は意識でも能力でも劣る代。ベンチメンバーに2名しかいない中、生徒達はプレッシャーもありながらの初戦でした。

 相手がどうこうではなく自分達のベストを出し切ろうと試合に送り出しキックオフ。前半から甲南ペースで進みますが、ポジショニングやパス・コントロール・貰う前に見ていないなど初歩的なミスでボールを失い得点できません。主に左サイドからのコンビネーションでゴール前に迫りますが、クロスの際にスプリントをかける運動量がなく攻撃に怖さがありませんでした。何度かカウンターを受けますが、最後の所でやらせず0-0で折り返します。

後半立ち上がり、オープンな展開の中、キーマンが接触で怪我をしてしまい交代選手を投入します。相手が前線からプレスをかけてき、それに対応できず、相手の時間が続きました。それでも、失点せずに一進一退の攻防が続きます。後半ラスト10分。ポジション変更をし、左サイドからの突破を試みます。するとチャンスを作りますが、決め切ることができません。後半ラスト1プレー、コーナーキックから決定機を迎えますが、決め切ることができずPK戦に突入します。

1人が外し、劣勢かと思われましたが相手も外し、最終的には、ほぼ全員が蹴るというサドンデスに。最後の最後にGKが止め、PK戦で9-8となり勝利しました。

能力で劣るとはいえ、最後の最後に選手達で県大会出場権を獲得できたことは、評価したいと思います。

県大会初戦に向けて改善点は多く、この期間で少しは修正したので、初戦を勝ちで報告できるように良い準備をします。

OBの皆様、今後とも応援よろしくお願いいたします。