【兵庫県総合体育大会代替大会】3回戦

@伊丹北高校

VS神戸科学技術高校

3(1-0)2

44′ IN DF矢持

  OUT MF樋口

27′ 11番谷が相手DFを背負いボレーシュートを放ち得点

37′ セットプレーから失点

54′ コーナーキックから7番濱口が蹴り勝ち得点

66′ クリアボールに11番谷が抜け出し得点

66′ミドルシュートを打たれ失点

3回戦の相手は県リーグ所属の神戸科学技術高校。厳しい試合展開になるのは誰もが覚悟し、全力で戦い、絶対で気持ちで負けないということを話し合い、いつも通りチーム戦術を話しアップから声を出して良い雰囲気で試合に臨みました。

前半開始から甲南はハイプレスをかけ、競り合い・セカンドボールを意識し相手にペースを握らせないようにします。ボールを回収し前線にボールを預けようとしますが、相手は県リーグ所属、簡単に前線でボールをキープさしてくれません。甲南は取られた後の切り替えを早くし、失っても素早くボールを回収しに行きます。ボールを回収して、サイドで勝負を仕掛けに行き相手コート深くでファールを貰いFKを獲得します。このチャンスを活かしきれませんが、試合の流れを相手ペースにさせません。

甲南は変わらずセカンドボールの意識チャレンジ&カバーを徹底して相手に決定的なチャンスを作らせません。

前半6分自陣中盤でファールをしてしまい相手にFKを与えてしまいます。平均身長の小さい甲南は集中して守り切ります。このまま一進一退の攻防が続きます。

甲南は前半10分を過ぎたあたりから自分たちのペースを掴みDFからのビルドアップで組み立て効果的なロングボールを相手陣地に放り込みます。

何度か不用意なファールから相手にFKを与えてしまいますが、集中して守り切ります。

前半15分〜20分相手のペースで試合が進みますが甲南は声をかけ続け耐えます。

甲南はクリアボールからハイプレスを相手にかけに行き、相手に効果的なロングボールを蹴らせません。前半27DFからのビルドアップでチャンスを作り、前線で失ってもすぐに切り替え波状攻撃を仕掛けます。素早い切り替えによってボールを回収した甲南は、5番鮫島が縦に仕掛けクロスをあげます。これを11番谷が収め相手を背負いながらボレーシュートを放ち待望の先制点を獲得します。

ここから勢いに乗りたい甲南は細かいパスから7番濱口が相手を置き去りにしサイドにパス。コーナーキックを獲得しますが、このチャンスを活かしきれません。

全員の献身的な守備・連動したプレスで甲南ペースで試合を進めます。7番濱口10番田中のボールキープから何度かチャンスを作りラストパスを送りますが、最後のところで繋がりません。

このまま得点は決まらず1-0で前半が終了します。

ハーフタイムでは、「自分たちのペースでできてるしこのまま自分たちのサッカーを続けよう」

「チャレンジ&カバーをこのまま続けよう」「相手の様子を見てサッカーを変えよう」「セットプレーは集中しよう」と声をかけ後半に臨みます。

後半開始早々ハイプレスをかけボールを奪いに行きますが後半2分セットプレーから失点してしまい試合は振り出しに戻ってしまいます。

全員気持ちを切り替え勝ち越し点を狙いに行きますが、ボールを保持することができず後半立ち上がりから10分程は相手ペースで試合が進みます。

この時間帯は全員が集中を切らさずに守り、耐え続けると、後半11分相手のボールを奪い10番田中が中央からドリブル突破、相手のファールを誘いイエローカードを出させます。ここから甲南は流れを引き戻し、一進一退の攻防が続きます。

後半19分ゴールキックから11番谷が裏に抜け出し勝負を仕掛けコーナーキックを獲得します。このチャンスを活かし7番濱口が競り勝ち2-1となり勝ち越します。

ここから勢いに乗り3点目を狙いたい甲南ですが、相手は県リーグ所属の相手簡単に甲南のペースにはさせてくれません。甲南は変わらず全員のハードワークで守り切り相手に決定的なシュートを打たせません。甲南は耐え続け、後半31分クリアボールに反応し抜け出した11番谷がシュートを放ち相手の決死のディフェンスで2度弾かれますが押し込み3-1となります。

試合が決まったかと思われましたが同じ時間帯の後半31分神戸科技の意地のミドルシュートが突き刺さり3-21点差まで詰め寄られます。

後半ロスタイム相手が怒涛の攻撃を仕掛けてきますが、甲南は耐え続け試合は終了となりました。

県リーグ所属の相手に自分たちが、ここまで戦えたことを自信にして次戦の東洋大姫路戦も冷静に熱く全力で戦いたいと思います。

関係者の皆様、会場運営をしてくださった伊丹北高校様・対戦してくださった神戸科学技術高校様ありがとうございました。