選手権決勝ラウンド1回戦
vs明石城西2(0-0)1

選手権予選決戦ラウンド1回戦、ベスト32賭けの一戦でした。シーズン中にも関わらず、甲南大学Aチーム約30名が応援に駆けつけてくれ臨んだ初戦。決勝ラウンドというレベルの高いトーナメント方式で難しがある中、勝利を収めることができました。

初戦の固さがある中、甲南は3-4-2-1明石城西は4-4-2でキックオフ。お互いオープンな展開で、甲南は前線のストロングを活かしながら3人目の動きで連動し、厚みのある攻撃を展開します。城西はサイドの選手を起点に攻め込み、一進一退の攻防が続きました。ビルドアップを試みますが、緊張からクリアボールも簡単に弾けず、相手コートで試合ができません。幾度となくコーナーキックで押し込まれますが、弾き返し耐え凌ぎます。その後、厚みのある攻撃から決定的なチャンスを作りますが決めきれずスコアレスで折り返します。

HTで気持ちを入れ替えること、前線のストロングの選手に前向きでプレーさせることを確認し送り出しました。

後半、同様に攻め込まれる時間が続き、警戒していたセットプレーから失点します。気持ちを落とす事なく、交代枠も使いながらプレーします。少し緊張がほぐれた20分を過ぎた辺りから、しっかりとボールを蹴る事ができるようになり、ストロングのCFにボールが供給され始め、3人目のサポートからの展開など攻撃に厚みが出てきます。するとサイドを攻略しクロスボールに反応したCFがPAエリアで倒されPKの判定。これを決め切り試合を振り出しに戻します。そこからスイッチが入った甲南は、4分後コーナーキックからCFがヘディングで叩き込み2-1と逆転に成功します。この一点を守り切り試合が終了しました。

甲南生特有の大一番で緊張してしまうという難題はありましたが、甲南大学の大声援の中、諦めずに選手達はプレーしてくれました。本来目指しているサッカーはできませんでしたが、その中でも攻撃の厚みを出す部分は目指す部分を体現してくれていたと思います。
これでベスト32。ここ最近ベスト16賭けで敗退しています。なんとしてもベスト16を掴み取るために連戦ですが、出来る限りのことをし、明日勝利報告ができるように良い準備をします。
応援に来てくださいました甲南大学サッカー部の皆様、OBの皆様、ありがとうございしました。今後とも宜しくお願い致します。

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