【兵庫県総合体育大会代替大会】4回戦 試合結果
@伊丹北高校
VS東洋大姫路高校
0(0-0)0 (PK3-4)
21′ IN DF矢持
OUT DF東野
35′ IN FW信定
OUT DF矢持
52′ IN DF鮫島
OUT MF樋口
65′ IN MF後藤
OUT FW野村
代替大会4回戦ベスト16を賭けての試合でした。いつも以上に気合が入り、アップから声を出し盛り上げ、いつも通り試合前に戦術を確認し試合に臨みました。
前半開始早々10番田中のドリブルでチャンスを作りシュートを放ちますが、惜しくも右に外れてしまいます。
前半から迫力を持って前線からプレスをかけ、ボールを支配しサイドから攻め込みますが、シュートを決めきることが出来ず点の入らない時間帯が続きます。甲南はハイプレスからボールを奪い何度も何度も攻めますが、チャンスを活かすことができません。何度か不用意なファールをし、FKを与えてしまいますが、2番宮内3番藤丸を中心に声をかけ全員で集中して守り切ります。前半中盤、4番日笠の仕掛けからクロスを上げ、16番野村がヘディングシュートを放ちますが、枠内に入れることが出来ません。前半21分自陣高くで、ファールを貰い素早くリスタート、2番宮内のロングフィードを8番樋口が収め技ありのドリブルで一人かわしボレーシュート、惜しくもポストわずか左に外れてしまいます。この後も何度も攻めますが、決め切ることが出来ません。点が入らず焦りから苛立ちを隠せなくなり、雰囲気が下がりますが、キャプテン宮内の声かけを中心に立て直します。この後もサイドの仕掛けから何度かシュートまでいきますが、決め切ることが出来ません。前半だけで、コーナーキック5本シュート8本を放ちますが、決め切ることができず無得点に終わり前半が終了します。
ハーフタイムでは、「点が取れてなくても雰囲気良く行こう」「ゴールを決めよう」「後半立ち上がりからパワーを持って行こう」「セカンドボールをもっと意識しよう」「切り替えを意識しよう」と話し合い後半に臨みます。
後半開始早々、甲南は細かいパスワークからゴール前まで行きますが、相手はシード校。体勢が良い状態でシュートまで持って行くことができません。失ってからの切り替えを早くし、守備の陣形をコンパクトにします。ボールを素早く回収し波状攻撃を何度も仕掛けますが、得点には結びつきません。
後半、相手のカウンターからゴール前まで攻め込まれますが、DFを中心に守り決定的なシュートを打たせません。連日の試合と前半の攻め疲れからか思うようにセカンドボールが拾えずルーズボールの時間が続き、苦しい時間帯となりますがCBを中心に声をかけチームを鼓舞します。すると後半15分守備がはまり、波状攻撃を仕掛けることができ、何度も攻め込み、コーナーキックを獲得します。コーナーキックからのこぼれたボールから7番濱口がシュートを放ちますが、相手GKの好セーブにより阻まれてしまいます。
後半16分セカンドボールを回収し10番田中がドリブルで中央突破しラストパス。これを11番谷が収めシュート。しかし、相手の決死のDFにより阻まれコーナーキックになります。ここから相手に何度も攻め込まれ苦しい時間帯が続きますが、全員が集中して守り切ります。
甲南は、カウンターからのサイド攻撃でファールを貰いFKを獲得しますが、これもまた活かしきれません。後半終盤攻め疲れからFWとMFの間に間延びが生じ、相手にロングキックを蹴るスペースを与えてしまいます。しかし、MFとDF間で声掛けをし、守り切ります。甲南は何度もあったチャンスを決めきれず後半が終了し、PK戦に突入しました。甲南は2番目のキッカーが止められてしまいますが、GK朝山の好セーブにより、振り出しに戻します。しかし、5番目のキッカーが止められ3-4となり試合が終了しました。
この大会での目標であったベスト8にあと2勝というところで負けてしまい、ベスト32での敗退と悔しい結果になりました。PK戦になっても勝ち切ってくる強豪校の壁を感じることができ、自分達のサッカーができていても、決めきれなかったら負けてしまう、強豪校に勝つためにはワンチャンスを物にしないといけないことを改めて痛感させられた試合でした。
この結果を真摯に受け止め、選手権に向けて日々こだわって練習に取り組みたいと思います。